消化器がんの治療成績を向上させるためには、まず早期段階で疾患をとらえることが重要であり、その基盤となるのが質の高い検診体制です。これまでの取り組みにより本邦の消化器がん検診は確実に進歩してきましたが、受検率の向上や地域特性に応じた検診の整備など、なお解決すべき課題も少なくありません。また、生活習慣病の管理やハイリスク層への介入といった予防の視点を検診と両輪で進めることは、地域のがん対策をより強固にするうえで欠かせません。
そのためには、行政、健診・検診施設、医療機関をはじめ、保健師、看護師、技師、管理栄養士など多様な職種が連携し、それぞれの専門性を生かしながら地域全体で取り組む体制が求められます。こうした協働の枠組みが整うことで、標準的な検診の質を維持しつつ、効率化や精度向上へとつなげることが可能になります。また将来的には、AIやデジタル技術の適切な導入が検診体制のさらなる質向上に寄与することも期待されます。
第55回日本消化器がん検診学会東海北陸地方会では、「消化器がん検診のスタンダードと進化」をテーマに掲げ、日常診療で得られた知見や地域での実践を共有するとともに、予防を含めた今後の方向性について活発な議論が行われることを期待しております。本会が、消化器がんの死亡者数減少に向けたさらなる発展に寄与する一助となれば幸いです。
多数の演題応募ならびに積極的なご参加を心よりお待ちしております。
第55回日本消化器がん検診学会東海北陸地方会
会 長 中川 勇人
(三重大学大学院医学系研究科 消化器内科学)
ウインクあいち 5階 小ホール1・2
(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38 TEL: 052-571-6131)| (会員・不課税) | 医師 4,000円・医師以外 2,000円 |
| (非会員・課税) | 医師 4,000円(税込(10%)363円) 医師以外 2,000円(税込(10%)181円) |
【第1会場】
8:30~8:35 開会式
8:35~8:50 記念講演(新支部長より)
「消化器がん検診の歩みと未来―東海北陸から次世代の検診を考える―」
| 演者: | 宮原 良二(藤田医科大学 消化器内科学) |
| 司会: | 中川 勇人(三重大学大学院医学系研究科 消化器内科学) |
8:50~9:39 一般演題Ⅰ
| 座長: | 日髙 恵美(フェニックス健診クリニック) |
9:39~10:35 一般演題Ⅱ
| 座長: | 服部 愛司(三重大学医学部附属病院 消化器・肝臓内科) |
10:40~11:10 特別講演1
「消化器がん検診学会の『全国集計調査』と 『がん検診情報・研究推進室』タスクと将来構想」
| 演者: | 山道 信毅(東京大学医学部附属病院 予防医学センター/消化器内科) |
| 司会: | 宮原 良二(藤田医科大学 消化器内科学) |
11:15~11:45 特別講演2
「大腸がん検診の現在地と未来像」
| 演者: | 小林 望(国立がん研究センター 中央病院 検診センター) |
| 司会: | 丹羽 康正(愛知県がんセンター 総長) |
11:50~12:20 教育講演
「FIB-4 indexを用いた肝臓病検診の2年間の成果と課題―全国初の金沢市の取り組みと専門医紹介のポイント―」
| 演者: | 島上 哲朗(金沢大学医薬保健研究域医学系 消化器内科学) |
| 司会: | 廣岡 芳樹(藤田医科大学 岡崎医療センター/藤田医科大学 消化器内科学) |
12:40~13:30 ランチョンセミナー1
「膵臓エコーのx(ココ)を診ている -Technology × Skillで実践する7つのルール」
| 演者①: | 刑部 恵介(藤田医科大学 医療科学部 生体機能解析学分野) |
「健診・検診における上部消化管内視鏡AI ― 導入して見えてきたこと」
| 演者②: | 松下 正伸(名古屋大学医学部附属病院 消化器内科) |
| 司会: | 池之山 洋平(三重大学医学部附属病院 消化器・肝臓内科) |
| 共催: | 富士フイルムメディカル株式会社 |
13:40~16:40 合同研修会 (医師研修会/放射線研修委員会研修会 併催)
第1部「消化器がん検診の課題と展望」
1-1.「早期胃がん内視鏡診断のスタンダードと進化| 演者: | 田中 匡介(三重北医療センター いなべ総合病院 消化器内科) |
| 演者: | 山雄 健太郎(名古屋大学医学部附属病院 消化器内科) |
| 演者: | 舘 佳彦(藤田医科大学 岡崎医療センター 消化器内科) |
| 司会: | 大洞 昭博(朝日大学病院 消化器内科) |
第2部「総合認定医、胃がん検診読影補助認定技師のための胃X線カテゴリー判定の基礎」
| 演者: | 小林 隆(藤田医科大学ばんたね病院 消化器内科) |
| 司会: | 岩﨑 哲也(三重北医療センター いなべ総合病院 画像診断部) |
第3部「胃X線画像10症例カテゴリー判定の実践」
| 演者(症例提供): | 西川 孝(日本消化器がん検診学会 東海北陸支部放射線研修委員) |
| 司会(進行): | 杉田 和久(JCHO中京病院 放射線部) |
| 司会(解説): | 小林 隆(藤田医科大学ばんたね病院 消化器内科) |
16:40~16:50 閉会式
8:50~9:35 第22回超音波研修委員会 特別講演
「超音波から始まる肝癌診療 ― MASLD時代の拾い上げから最新HCC治療まで ―」
| 演者: | 葛谷 貞二(藤田医科大学 消化器内科学) |
| 司会: | 山田 玲子(三重大学医学部附属病院 消化器・肝臓内科) |
9:35~10:20 第22回超音波研修委員会 教育講演
「当健診センターにおける肝臓検診~健診から診療へつなぐ臨床検査技師の役割~」
| 演者: | 中川真理子(済生会松阪総合病院 医療技術部 臨床検査課) |
| 司会: | 笹木 優賢(藤田医科大学病院 臨床検査部) |
10:20~10:35 超音波研修委員会 世話人会
11:50~12:30 支部代議員会
12:40~13:30 ランチョンセミナー2
「感染性腸炎、炎症性腸疾患をCTで読み解く
― 腸管炎症から考える腸内細菌とプロバイオティクス」
| 演者: | 堀木 紀行(三重大学医学部附属病院 消化器病センター) | 司会: | 中川 勇人(三重大学大学院医学系研究科 消化器内科学) | 共催: | ミヤリサン製薬株式会社 |
募集期間
募集内容
一般演題(口演)を公募いたします。
応募方法
応募期間内にページ下の【演題登録】ボタンより演題登録を行ってください。
【利益相反(COI)について】
利益相反の有無を申告の上、利益相反「有」の場合はCOI申告書の原本(コピー不可)のご提出をお願いいたします。
【倫理審査について】
「JSGCS演題登録時Medical ethics申請」に基づいてご応募をお願いいたします。
詳細は
http://www.jsgcs.or.jp/about/rinrishinsa/index.htmlをご確認ください。
【演題登録の際の注意事項】
演題名 文字数60字以内
抄録本文 全角800字以内(図表・写真等の登録不可)にてご登録ください。
筆頭演者は必ず発表者としてください。
共同演者:最大19名まで(発表者を含めて20名)
所属機関名:最大10施設まで
支部優秀演題賞
2024年度の地方会より、会員の研究活動を活性化し、ひいては本学会の発展に寄与することを目的として、支部で開催される地方会において支部優秀演題賞を選考することとなりました。
下記に該当する筆頭演者は選考の対象となります。
・医師1名:当該地方会開催初日に50歳以下(ただし、本部代議員は除く)
・医師以外のメディカルスタッフ1名:当該地方会開催初日に40歳以下
※受賞者は来年度の総会にて表彰されます。
その際の、総会参加費および宿泊費(1泊以内)は本部が負担します。
その他
自動返信メールが届かない場合は登録されたメールアドレスに誤りがある可能性がございます。運営事務局までメールにてお知らせください。応募演題の採否および発表形式に関しましては、運営事務局に一任とさせていただき、結果を運営事務局よりE-mailにてご連絡いたします。採否通知は、演題締切後1か月程度で運営事務局よりお送りする予定です。
株式会社セントラルコンベンションサービス
第55回日本消化器がん検診学会東海北陸地方会 運営事務局
担当:横川 智也
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-19-28
TEL: 052-269-3181 FAX: 052-269-3252 E-mail: jsgcs55@ccs-net.co.jp
申込方法、プログラム等、詳細はこちら
胃がん検診専門技師認定更新3単位が付与されます。